技術書典5にサークル参加して「Qt Quickアプリの設計事情」を頒布してきました

 10/8に開催された技術書典5(イベント詳細は←のリンクへ!)にサークル参加したレポートです。

 今回も無事に新刊を執筆できて「Qt Quickアプリの設計事情」を無事に頒布できました。

 前回の4では抽選に外れてしまって色々お世話になっているサークル「底なし沼の魔女」さんにて委託させていただく事でなんとか滑り込んでましたが、今回はちゃんとサークル参加でした。まず、出店できて良かった。そして、委託も含めても良ければサークル参加皆勤賞です。

当日の雰囲気

 スペースにお越しいただいた皆様。本を買っていただいた皆様。本当にありがとうございます。手伝ってくれた@yuuxzy_さんもありがとうございます。

 今回は、会場が池袋のサンシャインシティに移動して広くなりました。壁際に大きな柱が出っ張っている関係で壁際配置のサークルの後ろは余裕があって助かりました。が、島中のサークルさん達には申し訳ない広さでした。

 広くなった意味では、通路の淵でサークルさんを見ている人の層と通路中央で移動する人の層と余裕が出来ていたように感じました。それでも、開場直後のピーク時は少しツラそうでした。4のときのすし詰めに比べれば全然マシだったのではと思います。

 通路の余裕という意味ではこんな呟きをしたのですが、子連れの方が増えていた印象です。

 以前は、抱っこひもで小さなお子さんを連れてくる(実質親御さんと一体化している状態)パターンは見かけたことがありましたが、今回はベビーカーや、もう少し大きくなった子と一緒に歩いているパターンなどもちょくちょく見かけました。

 身近な人たちもここ数年で結婚してお子さんができて、というのを見ているので、もっと気軽に参加してもらえる雰囲気になると良いですね。さすがに開場直後のピーク時はどんなに配慮がなされても危なそうなので、時間をずらしても大丈夫なような子育て世代へのちょっとした配慮ができると良いかもですね(子供と同伴しないと受け取れない公式取り置きとか、妙な案くらいしか思いつかないが......)。臨時託児所とかもできると理想かもしれませんが理想過ぎますね。

 それと、机の上が見えるくらいの背丈があると展示してあるものに興味をもって楽しんでいる子もいたので親子で何かしら楽しんでもらえるとよいなーと思いました(メイカー系ほど楽しくはないかも?)。

実績

 本の売れた数など

 決済方法の割合は以下の感じでした。

  • 現金:70%
  • かんたん後払い:25%
  • pixv PAY:5%

 既刊は本当にわずかを持ち込んでいたので完売して良かったです。

 新刊については50冊で印刷依頼して予備が6冊入っての49冊頒布。展示見本や献本用を除くと50冊の用意で49冊頒布なので見事な受注予測だったと言えます。嘘ですごめんなさい。いつもどおりでいいやって感じで印刷しました。

 今回の新刊は「C++でQtの経験がある人向け」「何となくQt Quickにふれたことがある人向け」という狭き門をくぐるかごときのテーマでした。それでも、興味をもって手に取ってくれた人がいてとても嬉しいです。しかも、超ドストライクな方に手に取ってもらえて奇跡です!!

 そして、Qt Quickに興味を持ってもらえたのでとても嬉しいです。しかも感想が早い!

執筆など

本文について

 実は、無理をしない。本当の意味で薄くてもOKのつもりで執筆を始めました。実は、ここしばらく技術書典で技術書を執筆し、コミケで小説を執筆して年間4冊を書いていたので無理しすぎは良くないはずだと考えていたのです。しかし、最終的に70ページ近くなり普段とあんまりかわんなくない? となってました。良い誤算?

 ともあれ書き始めるに当たって今までQt Quickの使い方的なことはまとめてましたが、結局避けては通れないC++の部分とのつなぎと言いますか「関係性」を説明したことはなかった気がしたのでまとめてみようと思ったのです。QML主導にするか、C++主導にするかでやることが変わってくるのですが、自分の中でも少しモヤッとしていた部分でもあったので以下の図のイメージができて、これなら書けそうだと思えました。

qtquick_sample.png

 QMLとC++がどんな関係になるかの解説とともに実装的にどんな違いがでるかも解説してます。

 その他に、Qt Quickで複数ウインドウのアプリとか、ウインドウ無しアプリとか、QMLタイプのマルチスレッド化とかについて書いておりますので、興味があればぜひ電子書籍版をご購入ください。

電子書籍について

 以下のサイトで行っております。

 今回はBOOK☆WALKERとKindleで10/8発売で予約受付をしました。夏コミのときもBOOK☆WALKERでやってみたのですが少しですが予約してもらえていたので、再びチャレンジという感じです。

 ただ、予約状態にするにはBOOK☆WALKERで1週間程度、Kindleで4日程度前には原稿が用意できていないといけないです。予約なので仕方がないかもですね。

 Re:VIEWや一太郎で執筆している方はepubへの変換は難しくないと思うので印刷所への入稿タイミングも考えれば不可能なタイミングでは無いと思います。ちなみにWordの場合は「LeME」というソフトがありますのでぜひご検討ください。自分の技術同人誌を変換するために作ってるので図や表も対応です。

表紙について

 Qt Quickの本を書くときはいつもお世話になっているかわぐちけいさんにお願いしました。シリーズ的に同じキャラクターで統一したいからです。という手前のもと「いつもの女の子をお願いします!」と恐る恐る(厚かましく)メールをするといつも快く快諾していただけるので正直甘えまくってます。前回の時はイラストレーターさんとのやり取りをしっかり文字ばっかりで報告したのですが、大した内容はないですけども、以下な感じです。

  1. 6月末頃にスケジュール的にお願いできそうかメール(イラストの内容は何も考えてない)
  2. 「OKです。決まったら教えてください」と快諾してもらえる(歓喜!)
  3. 7月は夏コミの原稿で必死(しかも急遽コピー本を追加して更にアホになる)
  4. 8月頭にイラストの内容とかテーマをお伝えする
  5. 「9月に入ったら作業しますね」と返信
  6. 9/4にラフが2パターン届く(2パターンいただいたの断腸の思いで選ぶ)
  7. 9/6に完成が届く(相変わらずの仕事の速さ)

 とても甘えまくったスケジュール管理も何も無い作業工程でした。何回もお願いしていて仕事の速さは知っているので安心クオリティでした。いつも「仕事が忙しくてなかなか手をつけられなくてごめんなさい~」とか言いながら、僕がお願いしているタイミングより早く速くしれっと仕上げてくださるので神です。

 イラストが上がるとデザイナーさんにバトンタッチです。春に続いて藤宮藍さんにお願いしました。

  1. 夏コミのときに9月くらいスケジュールどうですか?と聞く
  2. OKしてもらえるたので、すぐに仕様をまとめて伝える
  3. 9/4に届いたイラストのラフを参考に9/5に送るが、翌日完成品が届いてしまったので慌てて送り直す
  4. 9/17にデザイン案が届く。
  5. 2パターンもらっていたので、めっちゃ悩んで1日くらい悩んで決断
  6. 数回やりとりして9/21に完成

 我が儘を聞いてもらってなんとか完成しました。過去最高の表紙ですね。お二人に頼んで良かった。

 ところで、ですがイラストを担当していただいた、かわぐちけいさんは児童書などで漫画やイラストを描いていらっしゃいますので、本屋さんで見かけたらぜひ!

運営様へ

 感謝を。何を置いても感謝を。

 運営の方々の努力あっての技術書典であり、あの場だと思います。微力ながらもパトロン枠として今後も参加したいです。

おわりに

 3桁頒布のような景気の良い話はありませんが、スペースにいらした方とお話をしてると「ブログを参考にしてます」と言っていただけたり、感想を呟いていただけたりと「これだから同人って最高だぜ!」と思える一日でした。

 また、頑張るぞ!

 次はQMLのレイアウトについてかなぁ......。

追伸?

 各所で書いていますが、技術書典へのサークル参加をそそのかした人の本が盛況で、同人デビューで爆死を体験させずに済んでホッとしてます。