Bieamp for UNIX の紹介

MP3Playerであり、ID3Tag Editorである、BieampのUNIX版の紹介です。

特徴
  • ID3Tagの編集がとっても簡単!
  • また、ID3Tagでは、文字数が30文字に制限されており思うように曲名などを入力できない場合があったと思いますが、 BieAmpでは、他の曲情報を保存する形式を使うことによって擬似的に制限を128文字まで伸ばしています。
    (直接、他の形式の情報を操作できるわけではありません。)
  • ID3Tagの文字コードの変換を行います。
    S-JISをEUCに変換して表示します。変換を行った場合に編集するとEUCからS-JISに変換して保存します。
  • コマンドラインから1曲ずつタグの編集が可能!
  • コマンドライン編集に特化したコンパイルも可能。
    その場合は、ESounDナシでコンパイルできますのでWindows+Cygwinでも可能。
    あまり意味無いと思いますけどね・・・。

動作環境
・・・。
作ったわ良いが説明できないです~。m(._.)m
ライブラリさへ用意できればほとんどのOSで使えると思います。
Windows+cygwinでもうまくいけば動くかもしれません。が、メリット無いのでやめたほうが良いと思います。
むしろ、Windows版のバイナリを Wineで動かすほうが楽で便利じゃないかな?と思います。

確認環境
Redhat 8.0
FreeBSD 4.9
で動作しています。

必須条件
Esound 0.2.28 が必要です。
バージョンは0.2.28を使って開発を行っていますので、これ以降のバージョンならおおむねOKだと思います。
厳密には他にもたくさんライブラリなどが必要だと思いますが、Esoundが動作する環境であればおおむねOKかと思われます。
Redhat 8.0であれば、インストール時に開発関係のパッケージをインストールするようにすれば特別難しいことなくMake出来ると思います。
FreeBSDは、Linuxとライブラリの場所が違うなどがありMakeするまで結構手間かもしれません。
やはり、弧月氏が詳細を解説してくれるまでお待ち下さい。
弧月氏がBSDでのセットアップ方法 について紹介をして頂いております。(ありがとうございます。) そこそこBSDを理解していらっしゃる方なら出来ると思いますが。

インストールについて
  • Linuxへのインストール
    1. ダウンロードページからアーカイブを保存してください。
    2. アーカーイブを展開するとソースファイルが展開されます。
      ex. %tar -xzf bieamp_l.tgz
    3. 「src」というディレクトリが作成されますので移動します。
      makeをすると実行ファイルが作成されます。
      通常のコンパイル : %make タグ編集のみ : %make -f Makefile.tag
    4. 「bieamp」が作成されるのでパスの通ったディレクトリへコピーするか シンボリックリンクを貼ってください。
    5. FreeBSDへのインストール 弧月氏がご自身のサイトturquoiseにて、 BSDでのセットアップ方法 を紹介して頂いております。
注意点
システムによって「fpos_t」という型の実装方法が違います。
その為、makeすると「fpos_tは構造体でもクラスでもないのにそんなメンバは無い!」と怒られる場合があります。その際は、"win/win.cpp"の頭のほうにある"#define FPOS"をコメントアウトしてください。
make出来るようになると思います。
むしろ、コメントアウトしないといけない環境がほとんどのような気が・・・。
著作権など
BieAmpは、GPLに基づいたフリーソフト(オープンソース)であり、完全に無保証です。本ソフトを使用して、あなたのコンピュータでいかなる不都合が起きても当方では一切の責任を負いません。
再配布に関しては、GPLに基づき行うことができます。ですが、再配布の際にはご一報いただけると、管理者(=開発者)は喜びますのでよろしくお願いします。

Bieampの作成には高橋氏の著書「VisualC++6.0でつくるMP3Playerプログラミング」を参考にしました。
Audioデータのデコードには、Xing Technolog Corp.作成のソースを改変した高橋政雄氏のソースを利用しています。
この本のおかげでプレーヤーを作成できました、心より感謝いたしております。