Qt Contributors' Summit 2015の参加費用について

先日の記事でもチラッと書きましたが、スポンサーシップの制度があり旅費をKDE e.V.さん(皆さんよくご存知のデスクトップ環境を作ってるKDEコミュニティを代表して法務と財務を担当する非営利団体です)に負担して頂いたので、いろいろな意味で参加することが出来ました。
そのあたりの話を少し書きたいと思います。と、言うか費用的な話です。
(知りたくなかった食費の現実になるかもしれません。)
そして、これくらいの予算でQtの本場に行って、すごい人たちに会ってお話ができます。
英語ができないと悲しい思いしますが......。
英語ダメでもアレな表紙の本のお陰で変なインパクトだけは残せたと思いますけど。

もし、来年もQtユーザー会から参加できる人がいたら参考になればと思います。

なにか尖ったことしてあの人すげーってなって日本クレイジーって言われるような事するとご招待も近いかもしれません。

出費(羅列)
・飛行機(羽田→ミュンヘン→オスロで往復) 約18万円
・新幹線(名古屋↔品川) 10,110円×2
・在来線(春日井↔名古屋、品川↔羽田国際線ターミナル) 727(320+407)円×2
・モバイルルータ 10,104円
・ホテル代(4泊) 3,660ノルウェー・クローネ(57,051)
・電車(空港↔市内) 180ノルウェー・クローネ×2枚(2,805*2)
・電車(24時間券) 90ノルウェー・クローネ×2枚(1,402*2) 
・ランチ(初日) 155ノルウェー・クローネ(2,416)
・夕食(最終日) 441ノルウェー・クローネ(6,874)
・ヴァイキング船舶博物館 80ノルウェー・クローネ(1,248)
・電車(空港↔ミュンヘン市内)(一日券)12ユーロ(1,646)
・ビールとソーセージとプレッツェル:24(4.7+18+1.3)ユーロ(3,293)
・レジデンス博物館 7ユーロ(960)
・観光案内 50セントユーロ(たぶん)(68)
・お土産 32ユーロ(4,391)
合計:206,004円+76,003円+10,358円=292,365円
   (JPY)+(NOK->JPY)+(EUR->JPY)=(JPY)

このうち、飛行機代とホテル代がスポンサーシップで補助と言うか出してもらいました。
当初、飛行機で1200ユーロ、ホテルで300ユーロ用意してるよって連絡があったのですが、ダメなら連絡あるでしょと領収書通りの金額書いて申請書を出したら通ったみたいです。
無事に振り込みがありました。
注意:領収書必須

なので実質自腹は、50,984円くらいです。(たぶん)
ジュースとか空港で買ったりしてたのでもう少し使ってますが誤差ということで。
精算は後なので一度は自分で全額支払う必要がありますのでご注意ください。

支払方法はPayPalと銀行振込が選べましたが、銀行振込の方が嬉しいなとメールにあったので銀行振込で申請しました。
自分もPayPalだとどうなるのかよくわからなかったのもあります。
申請方法のメールにも海外送金は手数料高いけどなって書いてあって結局どっちが良いんだよと思ったりもしましたね。
今回のケースでは手数料は相手持ちなので気にしなくても大丈夫ですが、下手すると1万円くらいしてると思うとなかなかの物です。

申請書の書き方(書く内容)ですが、こんなこと書きます。
(ちなみにフォーマットはPDFで送られてきます)
・理由
・支払い明細(領収書の番号、説明、金額)
・振込先銀行情報(銀行名、口座番号、名義、SWIFT)
理由は、こう書けって指示がありました。
飛行機の領収書番号長すぎて入りきらなかったので明細の別の行にフル版はこれよって書き足しました。
あと、金額は飛行機代は日本円でホテル代はノルウェークローネだったのでそれぞれユーロに換算した金額にして、説明欄に補足として元の通貨での金額を書きました。

銀行情報は、銀行のウェブサイトに正式な英語での名称とか書いてあると思うので各自調べる感じ。
東京三菱UFJならこんな感じで説明があります。
http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/hishimuke.html

申請書と領収書のコピーをあらかじめメールで送って原本をKDEのドイツの事務所に送れば後は待つだけでした。
振り込みがされると銀行から海外送金で受け取ったよってユーロの金額とか最終的な日本円の金額が書かれた封筒が届きます。
ここで何これ?って銀行に不審に思われると電話かかってくるかもしれないです。海外から送金がありますけど大丈夫ですか?って。
原本を送ってから1週間くらいで銀行から封筒きました。

こんな感じでお金の話はおしまいです。

改めて、スポンサーシップの交渉してくれたたすくさん、The Qt Company側の処理をしてくれたTeroさん、実際にお金だしてくれたKDEさんありがとうございます。
何かしら恩返しができるように頑張ります。
(タダより高い物はないのです)

なんていうかですね、ノルウェーの物価恐ろしいです。
やっぱり日本円にしたくなかった......。