作りました。
夏休みくらいからチマチマ作業を進めて、いったんリリースしました。XMLとXHTMLとの長い戦いでした^^
最初は、小説がルビ付きで変換できれば、いいやーくらい思っていたのに随分Wordファイルを再現できるようになってしまいました。
それでも、いろいろ足りないところはあるかと思いますが、結構頑張ってます。
(だってー、某太郎さんのepub出力で画像の扱いが思い通りにいかないんだもん。挿絵が変なふうにしか出力できないんだもん)
いつもは、アプリを作ってもこのブログで適当に配布していましたが、専用サイトっぽいものも作って見ました。
公式サイト:LeME -Let's make ebooks!-
上記のサイトにも書いてますが、作れる本は
・小説など文字が中心の本(縦書き)
・技術書など文字が中心の本(横書き)
・漫画、イラスト集、写真集など画像が中心の本
です。
売りっぽいところは
・Wordファイルの変換(Officeインストールしてなくてもできます)対応
・BOOK☆WALKERさんのめがイラスト(巻頭のカラー口絵で横にスクロールするやつ)対応
・リフローの縦書き・横書き対応
・QtなのでLinux系やMacへも移植が簡単(Linuxでは動くのは確認してます)
漫画とか画像を並べるだけのは割と簡単なんですが、テキスト系はちょっと大変でした。
Wordだと表とかスタイルとかいろいろ勉強になりました。Wordは2007からOffice Open XMLという形式(docx)なったため、ファイルフォーマットが誰でも知ることができるようになりました。なので、実現出来たわけです。.NETを使えばもっと簡単なのですが、クロスプラットフォームに一応したかったので。
ファイルフォーマットについて知りたい方は以下のサイトを参照してみてください。
・Microsoft:Office Open XML と ECMA-376 仕様
・Wikipedia:Office Open XML
注意事項としては、Wordファイルのすべての機能に対応しているわけではないので、思い通りな結果にならないかもしれないと言うことです。あと、epubに変換する上で不要だと思われる内容もそぎ落とす方針で進めてます。
図が変換できないのが、現状の最大の弱点でしょうか。簡単な図形からだけでも変換できるようにしたいなぁ。ところで、図が「ここから下はアプリ独自に定義できるタグね(僕の解釈が間違ってなければ)」ってところにあることなんですが、なんでですかねぇ(棒
最後に、今回のアプリは(使ってもらえたら)商売に直結できるので、課金要素を追加しました。基本無償ですが、本の最後に必ずロゴが入るようにしています。課金すると外せるようになります(早く課金方法を作らないと・・・)。
もし、興味がある方はお試しいただけると嬉しいです。
ご意見ご要望は随時受け付けてます。聞き遂げられる保証はありませんけど・・・・・・(これはいつもどおり)。
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