ThinkPadシリーズのD2D領域復帰方法

会社で壊れたPCからHDDだけ引っこ抜いてデータの救済したり、他のPCにつけてみたりとしている中で面倒だから一番やりたくないことをやってしまったときのメモです。
Xシリーズでしか試したことないのですが恐らく他もいっしょだと思います。
起動時にF11を押してリカバリーメニューを出す場合はX2x系と同じ方法でいけるかと。「Access IBM」ボタンでリカバリーメニューを出す場合はX3x系と同じ方法で行けるのではと思います。

○ThinkPad X2x系の場合。

  1. 他の同系機からD2D領域のデータを吸い出す。 外付けケースなどでWin2000のマシンにつなぐと普通に領域が見れるのでコピー。 バックアップを取っておくのがベストですが・・・。
  2. 同じく同系機でレスキューディスクを作成する。
  3. パーティションを別ける。 必要な構成は下記の通り。この操作は、リカバリをする実機で行う。
    • 基本領域1:OSをインストールする。
    • 基本領域2:D2Dデータをコピーする。この領域は必ずFAT32Xにすること。
    • 拡張領域:必要であればお好きなだけ。もちろん領域1にぶら下げて下さい。
    普通のFDISKでは無理なので以下のサイトから「MBM」というブートローダー兼区画テーブルエディタを使用する。 えるむMBMページフリーソフトなのでどーしても信用が無ければ(そんなこと全然無いですが)、「パーティションコマンダー」などの市販品を購入してください。
  4. 作成した領域をフォーマットする。
    ex.
    a:\format c:
  5. 作成した基本領域2へWin98のシステムファイルをコピーする。
    ex.
    a:\sys a:\ c:
  6. 吸い出したD2D領域のデータをコピー
  7. F11が表示されるように治すレスキューディスクを実行する。
  8. 再起動するとF11が使えるようになって且つD2Dをコピーしたパーティションが見えなくなる。たぶん。この当りちょっとあいまい。
  9. 無事リカバリー

○ThinkPad X3x系の場合
こちらを参照下さい。
sasapurinさんのサイトのサイトです。そのままコピペするのも良くないですからね。
IBM ThinkPad X31のDiskを換装する(D2Dの移植)・(本サイト

毎度のお約束ですが
この記事に起因して起きた不都合に対して一切の責任を当方で取ることはできませんので注意してください。