QML(Qt)のopacity: 0としたときの動作が変わりました。

こんなこと意識してた人いるかワカリマセンが。

Qt4からQt5になって気になった動作の変化についてです。
どっちが本来の仕様かはわからないのですが。知ってる方いたら教えて下さい。
Qt5の方が本来の動きな気がしますが。。。

Qt4のときは、opacityが0厳密には0.001未満のとき設定したエレメントとその中にあるエレメントは無いことになってMouseAreaエレメントなどが配置してあっても「無視」されました。
Qt5では、単純に見えないだけで無視されなくなりました。Qt5でQt4の頃のような動作にしたいときは、enabled: falseとする必要があります。

それだけなんですけどね。

なので以下のサンプルをQt4(qmlviewer)とQt5(qmlscene)で実行すると差がわかると思います。
Qt4で実行すると「click rect 1」とコンソールに出力されます。
Qt5で実行すると「click rect 2」とコンソールに出力されます。
import QtQuick 2.0
//import QtQuick 1.0

Rectangle {
    id: root
    width: 360
    height: 360
    Rectangle{
        anchors.fill: parent
        color: "red"
        MouseArea{
            anchors.fill: parent
            onClicked: {
                console.debug("click rect 1");
            }
        }
    }
    Rectangle{
        anchors.fill: parent
        color: "blue"
        opacity: 0
        MouseArea{
            anchors.fill: parent
            onClicked: {
                console.debug("click rect 2");
            }
        }
    }
}