技術書オンリーの同人誌イベントの技術書典に参加します。

開催情報
 日時:2016/6/25(土)
 場所:秋葉原通運会館
 主催:TechBooster/達人出版会
 イベントバックアップ:日光企画
 URL:https://techbookfest.github.io/

本日、当落発表がされ、「理ろぐ」は無事スペースをいただくことができました。
 サークル名:理ろぐ
 スペース:A-27(2F)

頒布予定
・インストーラを作ろう!!
 去年の夏コミ(C88)で頒布したQt Installer Framework本の続編。
 インストーラの自動実行などがテーマです。
・Qt Quickを使いこなすクロスプラットフォームUIプログラミング+
 一昨年の夏コミ(C86)で頒布したQt Quick本のQt5.6対応とちょっと追加です。
 こちらは鋭意制作中ですが、どうなるかはちょっと怪しいかも^^;

詳細は決まり次第、ブログやTwitterと合わせて告知していきます。
当日、参加した皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

 一太郎を使用したepubファイルの作成方法です。

 一太郎には電子書籍用フォーマットであるepub形式での出力が可能です。が、挿絵を入れようとすると少し工夫(というか後加工)が必要です。
 何が起こるかは「一太郎から挿絵を入れた小説(縦書き)をepub形式で出力するときの一工夫」を参照してください。
 前回の記事の内容でも概ねOKなのですが、欲がでてきます。実際に出版社さんで作られているように作りたくなります。挿絵のページには、ノンブルを表示しないとか、巻頭のカラー口絵に横長のイラストを表示してページ内横スクロールをしてみたいなど。
 というわけで、調べてみました。


/// 出版業界のガイドライン ///
 今更かよって感じもありますが、「一般社団法人 日本電子書籍出版協会」という組織がありガイドラインを公開しています。そこでは、サンプルやテンプレートも配布しています。
 また、「KADOKAWA-EPUB 制作仕様」という情報も公開されています。こちらは日本電子書籍協会が公開しているガイドラインを拡張して複数のストアで配布可能なepubを作成すると共に社内のデータの統一を図っているようです。リンク先に「KADOKAWA-EPUB 制作仕様」の概要をまとめた資料や実際の仕様・サンプルも見られます。
「KADOKAWA-EPUB 制作仕様」でダウンロードできる仕様の中で、「角川書店BC向け仕様ver.2.1.1(サンプル修正版)」が参照でき、いわゆるBOOKWAKERなどで販売しているファイルの仕様が見られます。
 今回は、これを参考にしました。


/// 目標 ///
 一太郎から出力されるデータを最大限利用し、最小限の修正でリリース可能なepubを作成する。
(ガイドラインを参考に自力作成ツールの作成も考えましたが、そんなに繰り返し作業するわけでもないので保留しました。)

 今回のサンプルでは書籍の構成として、以下を最終形とします。
 ・表紙
 ・カラー口絵(横長)
 ・本文(章が1つに挿絵1つ)


/// サンプル ///
 諸事情により画像ファイルは削除したが、変更前後を確認しやすいようにepubの中身のアーカイブを用意した。
 WinMergeなどを使用して比較してください。
  修正内容比較用サンプル


/// 一太郎で本文の作成 ///
 挿絵を入れる場所をハッキリさせるために、文章中に実際に埋め込みたい挿絵用の画像ファイルを埋め込みます。
 文字よけの設定を「配置しない」として行の間に画像が入るようにだけします。その際、改ページ設定などは特に必要ありません。
 カラー口絵用のイラストは文章の先頭に入れておくと後で画像のコピーを手動でしなくて良くなるため楽です。


/// 一太郎からの出力 ///
 epubの出力機能を使用しますが、以下の項目は必須です。
 ・「表紙」を「画像」で選択する
 ・「種類」を「リフロー」にする
 その他の作者情報などは、適宜設定してください。
 screenshot_ichitaro_2_epub.png


/// ファイル構成 ///
 出力したファイルを解凍します。章が1つの場合の例になりますが、以下のようになります。
┬META-INF
│├com.apple.ibooks.display-options.xml
│└container.xml
├OEBPS
│├content.opf    ......[1]
│├cover.xhtml    ......[2]
│├coverstyle.css    ......[3]
│├document1.xhtml    ......[4]
│├nav.xhtml
│├stylehorizontal.css
│├stylevertical.css
│├toc.ncx
│└images
│ ├coverimage.jpg
│ ├gallery.jpg
│ └artwork.jpg
└mimetype
 数字のついているファイルが修正対象です。
 詳細は後述しますが、最終的に以下のファイル構成になるように修正します。
┬META-INF
│├com.apple.ibooks.display-options.xml
│└container.xml
├OEBPS
│├content.opf    ......[1]
│├cover.xhtml    ......[2]
│├coverstyle.css    ......[3]
│├document1.xhtml    ......[4]
│├document1-2.xhtml    ......[*]
│├document1-3.xhtml    ......[*]
│├gallery.xhtml    ......[*]
│├nav.xhtml
│├stylehorizontal.css
│├stylevertical.css
│├toc.ncx
│└images
│ ├coverimage.jpg
│ ├gallery.jpg
│ └artwork.jpg
└mimetype
 [*]のついたファイルが追加するファイルです。
 初期状態では、カラー口絵としてのページが存在しないため「gallery.xhtml」を追加し、挿絵は単体のファイルにするため「document1.xhtml」を3つに分解します。


/// [1] content.opfの修正 ///
 ここには書籍全体で扱うファイルの情報を修正・追加をします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<package xmlns="http://www.idpf.org/2007/opf" version="3.0" unique-identifier="pub-id" xml:lang="ja"
 prefix="rendition: http://www.idpf.org/vocab/rendition/#
         access: http://www.access-company.com/2012/layout#"
>
略
  <manifest>
    <item id="ncx" href="toc.ncx" media-type="application/x-dtbncx+xml"/>
    <item id="nav" href="nav.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="nav"/>
    <item id="cover" href="cover.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="svg"/>
    <item id="gallery" href="gallery.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="svg"/>
    <item id="csscover" href="coverstyle.css" media-type="text/css"/>
    <item id="doc1" href="document1.xhtml" media-type="application/xhtml+xml"/>
    <item id="doc1-2" href="document1-2.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="svg"/>
    <item id="doc1-3" href="document1-3.xhtml" media-type="application/xhtml+xml"/>
    <item id="cssvert" href="stylevertical.css" media-type="text/css"/>
    <item id="csshori" href="stylehorizontal.css" media-type="text/css"/>
    <item id="img1" href="images/gallery.jpg" media-type="image/jpeg"/>
    <item id="img2" href="images/artwork.jpg" media-type="image/jpeg"/>
    <item id="img3" href="images/coverimage.jpg" media-type="image/jpeg" properties="cover-image"/>
  </manifest>
  <spine toc="ncx" page-progression-direction="rtl">
    <itemref idref="cover" linear="yes" properties="rendition:layout-pre-paginated rendition:spread-none rendition:page-spread-center"/>
    <itemref idref="gallery" linear="yes" properties="rendition:layout-pre-paginated rendition:spread-none rendition:page-spread-center access:scroll-both access:orientation-portrait"/>
    <itemref idref="nav" linear="no"/>
    <itemref idref="doc1"/>
    <itemref idref="doc1-2" linear="yes" properties="rendition:layout-pre-paginated rendition:spread-none rendition:page-spread-center"/>
    <itemref idref="doc1-3"/>
  </spine>
</package>
 <package>タグで属性「prefix」を追加します。忘れるとチェッカーでエラーになります。

 <manifest>タグの中で、使用するファイルの定義をします。
 イラストを表示するページには、属性「properties="svg"」を追加します。
 
 <spine>タグの中で、表示するページの順番を定義します。
 イラストを表示するページには、属性を追加します。
 属性「linear="yes"」でリーダーの都合で非表示にされなくなります。なので、全部に追加しても良い。必須ではありません。
 属性「properties」で表示方法を指定する。特に横長イラストを表示するgalleryにはスクロールと向きを指定します。


/// [2]cover.xhtmlの修正と、gallery.xhtmlの追加 ///
 表紙を画面全体にフィットするようにタグを修正する。
略
  <head>
    <title>epubに挿絵</title>
    <link type="text/css" rel="stylesheet" href="coverstyle.css"/>
    <meta name="viewport" content="width=1444, height=2037"/>
  </head>
  <body>
    <svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" version="1.1"
         xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"
         width="100%" height="100%" viewBox="0 0 1444 2037">
      <image width="1444" height="2037" xlink:href="images/coverimage.jpg"/>
    </svg>
  </body>
</html>
 <meta>タグで画像のサイズを指定する。横スクロールする場合は特に重要でこの指定がないと思った通りの挙動をしません。

 <img>タグは、<svg>タグと<image>タグに書き換えます。こちらでも画像の実サイズを指定します。

 なお、「gallery.xhtml」はこのファイルをコピーして作成します。
 表紙との違いは、画像ファイルのパスとサイズだけです。横スクロールに関する内容は「content.opf」でしているので、ここでは何もしません。
(一太郎から出力する時点でカラー口絵用のイラストを差し込んでいなかった場合は、画像ファイルをこの時点でコピーしても構いません。)


/// [3]coverstyle.cssの修正///
 <svg>タグのスタイルを追加します。
svg {
  margin:    0;
  padding:   0;
}


/// [4]document1.xhtmlの修正 ///
 このファイルは、以下の役割で3つに分割します。目次に関連する情報を修正しなくても良いように元のファイル名は変更しません。
  ・document1.xhtml  本文の前半(挿絵より前)
  ・document1-2.xhtml 挿絵のみ
  ・document1-3.xhtml 本文の後半(挿絵より後)

「document1-2.xhtml」は、「cover.xhtml」をコピーして「gallery.xhtml」と同様に作成します。
 その他の前半と後半用のファイルは、<img>タグを検索して前と後ろを消します。ファイル最後の閉じタグを消さないように注意してください。
 また、カラー口絵用の画像を予め入れていた場合は、それようの<img>タグも消してください。


/// 修正ファイルをepubファイルに戻す ///
 Windowsの標準機能で圧縮できます。
 ただし、最初に「mimetype」ファイルだけを圧縮したファイルを作成してから、「META-INF」「OEBPS」フォルダを追加します。
 「mimetype」が先頭にないとチェッカーでエラーになります。


/// チェッカーでチェック ///
 EpubCheckというツールで行います。
 https://github.com/IDPF/epubcheck
 (この記事執筆時のバージョンは4.0.1です)
 残念ながらjavaアプリかつ、コマンドラインから実行しなければなりません。
>java -jar epubcheck.jar hoge.epub
EPUB version 3.0.1 のルールを使って検証します.
エラーも警告も検出されませんでした.
epubcheck 完了
 ↑エラーがないときの実行結果です。


以上です。折角、書いた作品を格好良い感じにしましょう!

イラスト:ましろ.あー。さん


 

 一太郎にはepub形式でドキュメントを出力する機能がついています。そのため、自分で書いた作品をepub形式に対応したリーダーや端末で読むことができます。この機能があるために一太郎を買ったと言っても過言ではありません。
 ただ、この機能完璧ではないようです。自分は日本語の小説を出力したかったので縦書きで、そこへ挿絵を入れようとしたら困ったことになりました。
 そこで、なんとか対処するための方法をまとめた記事になります。
 ただ、対処といっても完璧ではないです。市販の小説のような感じにはできていません。そのうちなんとかしたいですね。
 それと、作成したepubファイルの確認でAndroid版のBOOKWALKERアプリを使用しています。使用方法は、こちらの記事「自作の電子書籍(EPUB/MOBI)をスマートフォンで読む」を確認してください。

/// 現状確認 ///
 一太郎の編集画面で以下のように画像をページ一杯に貼り付けて出力しました。

 ichitaro-editing.png

 出力した結果を携帯のBOOKWAKERのアプリに読み込ませると以下のようになりました。
 少しわかりにくいですが、左が手を離して表示しているところ、右が指でページ送りをしようとスライドしているところです。左上のページ番号とタイトル的なものの表示位置を見るとなんとなく伝わるのではと思います。

Screenshot_2016-03-01-21-32-29.png Screenshot_2016-03-01-21-32-25.png

 画像の縦横比が少しおかしくなっている上に、画像がページをまたいでしまいました。これでは困ります。
 一太郎で出力するときの設定をいじってみましたが、うまくいく気配がありませんでした。
 もしかすると、レイアウトを固定にするとうまくいくのかも知れませんが、小説なのでリフロー設定にしないと折り返しなどが固定になるPDFと変わらなくなってしまいます。
 というわけで、なんとかします。
 
/// epub形式について ///
 まず、epubは電子書籍用に整理されたXHTMLをzipで圧縮したファイルです。なので、普通の圧縮解凍ソフトで解凍できます。
 一太郎から出力されたepubファイルを解凍すると以下のようなフォルダ構成(例)になっています。
┬META-INF
│├com.apple.ibooks.display-options.xml
│└container.xml    ......起点で「OEBPS/content.opf」が指定されている
├OEBPS
│├content.opf     ......使用するファイルの登録とか
│├document1.xhtml   ......本文
│├nav.xhtml      ......目次
│├stylehorizontal.css ......横向きのスタイルシート
│├stylevertical.css  ......縦向きのスタイルシート
│├toc.ncx       ......タイトルや目次情報
│└images        ......画像ファイル
│ ├hoge1.png
│ └hoge2.jpg
└mimetype
 章を区切っていると、章単位でdocument1.xhtml, document2.xhtml......と連番がふられたファイルが作成されます。
 epubについて詳細を知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

/// xhtmlとスタイルを修正 ///
 xhtmlを少し修正して、元々あるスタイルをコピーして都合の良い内容に変更する。が、今回することです。

 今回の対象ファイル
  ・document1.xhtml
  ・stylehorizontal.css
  ・stylevertical.css
  (これらのファイルを一時的に解凍して編集します。)

 実際に出力すると「document1.xhtml」ファイルに以下のような<img>タグが埋め込まれます。
    

義乃は笑う口元を握った手で隠しながら、末永の正面に立つ。視界の中を移動する笑顔。揺れる髪。末永には本当にキラキラと輝いて見えた。

 

窓から差し込む傾きかけたの光のせいだろうか、と考えるが、いつも通りの教室だ。

 この例では、<img>タグを収める<p>タグがあります。このタグで指定されているクラス「div5」を別の名前に変更します。重複しそうにない名称なら何でも良いです。ここでは「artwork1」とします(以下、変更後)。
 また、<span>タグと<img>タグに指定されたclass属性も消します。次の行にある空の<p>タグも消します。空のタグは一太郎上でどのように画像を差し込むかで変化すると思います。
    

義乃は笑う口元を握った手で隠しながら、末永の正面に立つ。視界の中を移動する笑顔。揺れる髪。末永には本当にキラキラと輝いて見えた。

窓から差し込む傾きかけたの光のせいだろうか、と考えるが、いつも通りの教室だ。


 続いて、スタイルシートを修正します。「stylehorizontal.css」と「stylevertical.css」で同じ事をします。
 それぞれのファイルで「div5」を検索して、複製し、名称を「artwork1」に変更します。
 そして、いくつか項目を追加します。
.artwork1 {
    -epub-break-after: always;
    -moz-break-after: always;
    -ms-break-after: always;
    -o-break-after: always;
    -webkit-page-break-after: always;
    break-after: always;
    page-break-after: always;
    text-align: center;
/*    text-indent: 1.10em;*/
/* これ以降追加 */
    margin: 0;
    padding: 0;
    max-height: 100%;
    max-width: 100%;
}

 編集が終わったら、epubファイルへ戻します。
 そして、出来上がったファイルを携帯へ転送してBOOKWALKERアプリで表示すると以下のようになります。
 フル画面にはできませんが、ちゃんと縦横比は維持されて表示されます。ダブルタップすれば拡大表示もできます。
 なお、画像ファイルは元ファイルがそのままepubの中に収められるので解像度の高いファイルを指定すれば拡大して綺麗に見られます。

 Screenshot_2016-03-01-22-43-27.png Screenshot_2016-03-01-22-43-38.png
 Screenshot_2016-03-01-22-47-30.png

 これで一応、目標達成です。
 いろいろ突っ込みどころあると思いますので、詳しい方がいましたら是非ご教授いただきたく。

 今回は、挿絵を本文と同じファイルに含めているので(おそらく)フル画面にはできません。フル画面にしたい場合は、挿絵が入る章のファイルを分割して、挿絵だけのファイルを作成する必要があると思っています。
 そのうち試してみよう!
 縦書きの小説に限定すればWordで書いてVBAでepub吐き出すのも何とかなるんじゃないかとか思ってしまったのは、気のせい。

イラスト:ましろ.あー。さん

小説投稿サイトでルビを少し楽に振る

 自分は「小説家になろう」と「pixiv」に少しですが小説を投稿してます。その事に関連しての備忘録的な投稿です。まったく大したことではないので。

 で、小説を書いているとルビを振りたい事がありますよね。「竜破斬(ドラグスレイブ)」とか「姉妹(スール)」とか。
 基本的には頑張ってルビを振っていくしかないのですが、投稿サイトの編集画面で直に振る作業は大変です。
 さて、この投稿を読むに当たって必要なものは以下の通りです。

  ・一太郎(2015で確認してます)
  ・秀丸
  ・小説家になろう or pixivのアカウント
  ・半角丸括弧を使用していない原稿(理由後述)

 自分は最終的に同人誌として本にすることも考えて、いろいろ? な理由で一太郎を使用して執筆しています。Wordも使っていますが、どちらも使いたい理由はいろいろあって、でも、ここでは関係ないので割愛。

 では、最初にルビの振り方を確認します。

 ・小説家になろうの場合
  例:彼女は|竜破斬《どらぐすれいぶ》の詠唱を始めた。
  ルビは、ひらがな・カタカナ。
 「|」が開始記号で省略可。その場合、「≪」より前が感じであり括弧の中がひらがなもしくはカタカナであること。
 「《》」は「()」丸括弧(半角・全角どちらも)でも代用可能。

 ・pixivの場合
  例:彼女は私の[[rb:姉妹 > スール]]である。
  ルビは、ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベット。
  ただし、編集画面で、「《》」を使用した記法からの変換が可能。

 以上のようになっています。
 つまり、「《》」を使用した記法をしておけば、どちらにでも対応が可能となります。
 括弧くらい手で入力しても良いじゃないか的な流れもありますが、ルビを振る作業自体は一太郎を使用するのが便利です。
 紙の本では、ルビは見開きで最初だけとかいろいろルールはあるようですが、いったんその当たりは置いておきますが。
 特殊ルビを振るなら他の漢字にも振りたくなるのが人情。常用ではない漢字にルビを振るか、そもそも漢字を変更するように、と一太郎が教えてくれるので、それに従って作業をすれば簡単です。
 しかも、一太郎の機能でルビを振った文字列をテキストエディタなどにコピー&ペーストすると、以下のようにルビの部分が半角丸括弧で囲われてペーストされます。

  例:彼女は邪眼(イービルアイ)を眼帯で隠している。
  補足:「邪眼」のところがルビ設定箇所です。

 少し惜しいですね。ですが、半角の丸括弧を置換するだけです。
 ルビ以外で半角丸括弧を使っていたらどうするのか、という疑問がありますが、基本的に本文では全角丸括弧を使っているはず! なのでスルーです。少なくとも自分は半角丸括弧を使用するような場面には今のところ遭遇していませんので。
 つまり、一太郎を使用して校正などしつつ文章を書いて、最後に秀丸へ貼り付けて、以下のマクロを走らせて、投稿サイトへもっていくです。
 
begingroupundo;
//replaceall "  " , " " , casesense, nohilight;
replaceall "(" , "《" , casesense, nohilight;
replaceall ")" , "》" , casesense, nohilight;
endgroupundo 1;

 自分は、一太郎の段落設定で字下げを行っているため「半角スペース2文字連続」を「全角スペース1文字」に置換しています。
 なので、それが不要な方は2行目は消してください。
 begingroupundoで、一括取り消しを有効にしています(念のため)。

 まとめると、一太郎の文章構成機能を活用しようでした。
 プレミアム買うと、フォントがモリサワのMJS-UD黎ミンとか使えるしね(使用できるフォントは年度によって違うみたい)。
(本当は、Wordが良いんだけどなーと思うところも無きにしも非ず)

 

 年末のコミックマーケット(C89)にご参加の皆様、お疲れ様でした。
 また、当サークルのスペースにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。

 当日、頒布した本のダウンロード販売をBOOTHにて始めました。
 今回は、小説の方で調子に乗りすぎてしまったため、Qt本は既刊のみの頒布となりました。それでも、手に取っていただけたのでとても嬉しいです。
 小説の方は、オリジナルの「君の中の魔法少女」が予想以上にたくさんの方に興味を持っていただけましたし、艦これ二次の「悠久の雨、彼方の光芒」はイラストを描いていただいたましろ.あー。さんの力で完売できました。イラスト描いていただいて、さらに委託までしていただいて、足を向けて寝られません。

 既に夏に向けてQt本「インストーラを作ろう!」の続編「インストーラを作ろう!!」の準備をはじめたり、小説の新作のプロットを練ったりしています。
 今年も、こつこつ精進していく「理ろぐ」をよろしくお願いします。


/// 書籍情報 ///

君の中の魔法少女販売サイト:BOOTH
 創作小説・学園モノ
 ファイル形式:EPUB, MOBI, PDF
 MagicalGirlInYourHeart_Topp.jpg

悠久の雨、彼方の光芒販売サイト:BOOTH
 艦これ二次創作小説
 ファイル形式:EPUB, MOBI, PDF
 携帯で読むならKindleで利用できるMOBIがお勧めです。
 EPUBとMOBIの利用方法はこちら
 EternalRainFarLightTop.jpg

/// 補足 ///
携帯で読むならKindleで利用できるMOBIがお勧めです。
EPUBとMOBIの利用方法はこちら

あけましておめでとうございます

2016年ですね。
今年も皆様にとって良い年でありますように。

と、言うわけで去年はいろいろありました。
Qt Contributors' Summit 2015に参加するためにノルウェーまで行ってみたり。
引き続きQtの同人誌を書いてみたり。
ラノベを書いてみたり。
Qt Champions for 2015に選ばれてみたり。
いろいろとありがたい話ばかりです。
これもひとえに皆様のおかげです。

さて、今年は継続の年かなと、それっぽいこと考えています。

今年の目標というかスローガンというかキャッチフレーズは、
・あざとく
・メガネ
・ぱっつん
です。
半分ネタで、下の2つは尊敬する方々が好きなものだったりするわけですが、
実際、このような記号的なものを上手に使っていくのは大事だと思うのです。
これだけになっても良くないと思いますが、自分の性格的にあざとめにやればちょうど良いのではないかという目論見です。

もう少し具体的な目標は
・Qt Quickの本の改定
・インストーラを作ろう2を書く
・小説を夏・冬で1冊ずつ(カバー付きにしたい)
くらいでしょうか。
あとは、ノリと勢いで!

QMLのCalendarエレメントで日付入力を簡単に!

この記事は、Qt Advent Calendar 2015 - Qiitaの22日目(12/22)分です。
別件の原稿に追われていたので、前半は無理だなーと思いつつ、後半に参加登録したら去年と同じ日でした。
最終日は無理だけど、早すぎても厳しい。無難な日取りだったようです。


/// 今回の流れ ///
・エレメントの紹介
・日付入力を簡単に使用と思うまで
・日付入力サポート付きエディットの作成


/// エレメントの紹介 ///
さて、本題に。
QMLには、Calendarエレメントがあります(詳細は下記のサイトを参照してください)。

公式リファレンス:Calendar QML Type

このCalendarエレメントは、このような感じで配置すると使用できます。
Calendarエレメントには、指定した日付を強調したり、ユーザーがクリックした日付を取得したりなどカレンダーっぽい動きが実装されています。
import QtQuick 2.2
import QtQuick.Controls 1.2

ApplicationWindow {
  visible: true
  width: 640
  height: 480
  title: "Calendar Example"

  Calendar {
  }
}

そして、デフォルト状態でこのような感じのデザインです。
qml-calendar-0-default.png

Qt Champions for 2015に選ばれました!

 この記事は、Qt Advent Calendar 2015 - Qiitaの19日目(12/19)分でもあります。

 なんと! Qt Champions for 2015に選ばれました!!
 Qt Championsとは、「Qt道を突き進む、コミュニティーの星を選ぶ」つまり、今年のQtに貢献してくれた人を選びましょうという感じです(だと思ってます)。

 名誉な賞をいただき、大変うれしく思っております。ひとえに普段お世話になっている皆様のご助力があればこそです。
 Qtや数々のQtのイベントなどに関わる機会を作っていただいた、@task_jpさん。
 Qt名古屋の勉強会を開催していただいた、@androidzaurusさん。
 Qtの本を書くきっかけをいただいた、@tomo_watanabeさんと、@shin1_okadaさん。
 Qt Championsの推薦文を書いてくれた、@mogurisoさん。
 上げさせていただいた方以外にもQt関連だけでなく多方面の方にお世話になっております。本当にありがとうございます。

 冬コミの新刊情報、第二弾です!!
 なんと調子に乗った結果、2冊目を頒布できることになりました。
 本作は、「pixiv:悠久の雨、彼方の光芒(第一章~)」へ投稿したものを修正して、表紙を追加して本にしました。
 艦これ2次創作で、時雨と提督のお話です。
 イラストは、1冊目の「君の中の魔法少女」と同様でましろ.あー。さんに描いていただきました。
 どちらもお手にとって確認していただければと思います。
 それでは、本の情報です。

EternalRainFarLightTop.jpg

/// 情報 ///
サークル名:理ろぐ
場所:水曜日 東ポ42b
ページ数:176ページ
予価:700円
著者:あやねいおり
イラスト:ましろ.あー。(pixiv)
ジャンル:艦これ2次創作

/// 内容紹介 ///
 突如、世界の海に現れた深海棲艦と呼ばれる魔物。ソレらへの対抗手段を持たなかった人類へ手を差し伸べたのは、艦娘と呼ばれる異世界の軍艦の姿を模した装備を背負う存在。しかし、深海棲艦との戦いは一進一退で決着がつく気配は無かった。
 長く続く戦いの中、少年は、提督の父親と家族同然の艦娘を亡くし、少年は人と艦娘のあり方を考えるようになる。
 そして、成長した少年は提督になり、艦娘たちと共に戦うことになる。彼女たちの幸せを求めて。

 「提督と艦娘たちが、どのような希望や安らぎを手にして行くのか?」を、見届けるお話です。
 もうひとつ自分の中で目標があって書きました。
 しっかり表現できているか、手にとって確認してくださいね。


 

 冬コミの新刊情報です!
 今回もラノベを頒布します。まだまだ懲りてないです。
 本作は、夏コミ後に「小説家になろう:君の中の魔法少女」へ投稿していたものを少し修正して、なんと! 表紙挿絵を追加して本にしました。
 そして、前回の「ガンナー・シスターズ」に続いてイラストは、ましろ.あー。さんに描いていただきました。
 とても素敵に仕上がっていますので、是非、手にとってご確認していただきたいです!!
 コミケ当日はスペースでお待ちしております。
 それでは、本の情報です。

MagicalGirlInYourHeart_Topp.jpg

/// 情報 ///
サークル名:理ろぐ
場所:水曜日 東ポ42b
ページ数:132ページ
予価:500円
著者:あやねいおり
イラスト:ましろ.あー。(pixiv)

/// 内容紹介 ///
 大切な受験の朝、受験生の義乃(よしの)は、直前の追い込みに夢中になるあまり受験票を落としてしまう。
 そのとき、親切に受験票を拾って手渡してくれる、ひとりの男子学生と出会う。
 彼との出会いは、これまで当たり前だと思っていた義乃の日常を変えるきっかけとなった。

 「思いやりも度を超すと自分も相手も不幸ですよね」ってところをテーマに書いたお話です。
 ちゃんと表現できているかは、手にとって確認してください!
 (小説家になろうで読めますけどねw)